不妊に効く食べ物
栄養満点のアボカド!冷え性・妊活には効果があるの?
ここ10年で輸入量が10倍くらいに膨れ上がっているほど、健康ブームをけん引している果物があります。
そう、その栄養の高さから森のバターと呼ばれている「アボカド」です。
その他には食べる美容液などと言われ、女性にとって嬉しい効果がたくさんあるのです。
その中でも今回は、冷えを改善して温活によって妊娠に一歩近づくための、アボカドの知識について説明していきます。
おそらく女性の半数以上が、アボカド好きと言っても過言ではないのではないでしょうか。
もちろん、わたしもアボカドが大好きで週に3回は食べています。
今回は温活&妊活にもぴったりのアボカドのスゴさを、とくとご覧あれ!
アボカド、食べてますか?
実は・・・わたしの実家では、アボカドが食卓に並んだことなんて一度もありませんでした。
そのためわたしは、アボカドに対して食わず嫌いに似たような感覚を少しだけ抱いていたんですね。
しかし結婚をして、夫がアボカド大好き人間だったため、仕方なく食べたところ…
今までアボカドを食べなかったことを、深く後悔しました…!
あのなめらかな舌ざわり、ちょっとした青臭さと甘み…
特に魚介系と合わせると、非常にマッチするんですよね!
わたしはよくマグロやサーモンと和えて、わさび醤油で味付けしていました。
アボカドを習慣的に食べるようになってから感じたことは、肌の調子が良くなったのと顔色が良くなったこと…
そして、からだがポカポカするようになったということです。
明らかにアボカドを食べる前より、からだの調子が良くなっているんですよね!
アボカド、実はギネスブックにも登録されていた!
アボカドって、つい野菜だと勘違いしてしまいがちですが、実は果物の一種なんですね。
そこで、果物の中で一番栄養価が高いということでギネスブックにも載っているのです!
アボカドは、沖縄や鹿児島などで一部生産されているのですが…
スーパーで並んでいるものは、ほとんどが輸入モノです。
これはバナナ、パイナップルに次ぐ果物輸入量第3位となっています。
主な原産地は、キヌアなど数々のスーパーフードを生み出しているメキシコなどの南米です。
知らない人も多い情報としては、アボカドの皮がワニの皮膚に似ていたことから和名では「鰐梨(わになし)」と言われています。
なんだか、聞きなれない名前で違和感が半端ないですが…
言われてみれば、あのゴツゴツとしていて、更に光沢のある皮はワニ皮に似ています。
昔の人は、うまいこと良く考えましたよね!
ではなぜアボカドはギネス公認の果物と言われているのでしょうか?
まず、アボカドは脂肪分が18〜25%と果物ではダントツ。
え!脂肪分が多いということは、アボカドは太っちゃうんじゃあ…
そのあたりは、心配要りませんよ!
アボカドに含まれている脂肪分は、不飽和脂肪酸といってオリーブオイルなどと同じように太りにくいオイル成分なのです。
またインスリンに作用して、体内に取り込まれた糖質をコントロールするはたらきもあります。
しかし脂肪分が多いので、カロリーが1個あたり262kcalと果物にしては多めです。
そのため、1日に半分くらいのアボカドを食べることが推奨されているんですね。
さらにアボカドは1個あたり2.5gのたんぱく質を含み、これも果物の中ではズバ抜けて高く、含有量は1位です。
他にはビタミン類も豊富なのですが、中でもビタミンEが多く、食物繊維やミネラルもたくさん含まれる万能の果物なのです!
アボカドは習慣的に食べることで、ギネス級の栄養を得ることができる素晴らしい果物なんですね。
使い道もサラダから立派なおかずにも使えるので、調理がマンネリ化することもあまりありません。
まさにアボカドは、わたしたちの健康を支えてくれるための果物というわけですね!
アボカドが冷えに良い理由とは?
それでは、なぜアボカドを食べると冷え体質が改善されていくのかを、説明していきます。
アボカドに含まれている脂肪分のほとんどが、不飽和脂肪酸のオレイン酸です。
このオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減らして、血液をサラサラにしてくれるはたらきがあるのです。
わたしたちのからだは、温かい血液が全身をめぐっています。
血液がドロドロで血流が悪い状態だと、心臓から遠い手足や下半身の臓器などの血管まで血液が充分に行き渡らなくなります。
こうなると、手足が冷たくなって子宮や卵巣など、妊娠するために重要な臓器に充分な血液がいかなくなってしまうのです。
こうなると、子宮や卵巣などの生殖器の活動力が下がって妊娠しづらくなったり、冷えが悪化してしまうことがあります。
そこで、オレイン酸が血液をサラサラにすることで、全身にくまなく血液が供給されるので…
子宮や卵巣などの生殖器の活動も、活発化するのです!
冷えも改善して、生殖器のはたらきも活発化する…
アボカドは美肌などの美容面以外でも、こうした健康を支える効果があるんですよ!
アボカドに含まれる妊活に良い栄養素とは?
アボカドが温活と同じように、妊活にも良い効果を発揮するということで…
それぞれの栄養素と役割を、順番に見ていきたいと思います。
@ビタミンE
アボカドにはビタミン類がたくさん含まれていますが、中でもビタミンEがダントツに多く含まれています。
ビタミンEの効能といえば、強力な抗酸化作用。
抗酸化作用とは、体内でつくられてしまう活性酸素というあらゆる病気の原因や老化に関与する大敵…
この活性酸素を抑制するはたらきをするのが、ビタミンEの主な役割なんですね。
ビタミンEの抗酸化作用は、卵子の老化も食い止める効果が期待されています。
卵子は、実は産まれる前から体内にあって年齢を重ねるとともに老化していきます。
30歳で排卵した場合、それはつくられて30年経過した卵子ということになるのです。
この卵子も、活性酸素によって余計に老化が進む可能性があります。
そこでアボカドの豊富なビタミンEで、卵子の老化も抑制していくことが期待できるのです。
A食物繊維
女性は、実に半数以上が便秘気味だと言われています。
そのため、腸内環境が悪くて老廃物がからだに多い状態ということになります。
この老廃物はやがて血液に溶け出し、血液が汚くなっていってドロドロとしてきます。
便秘も、(血液のドロドロによって)冷えを招く一因となるのです。
アボカドの食物繊維は難消化性の食物繊維ですから、腸の汚れをかき出してくれるんですよ!
腸内環境を整えることで、血液が綺麗になって全身の血流が改善され、冷えを防止して…
子宮や卵巣などの生殖器を活発に活動させて、妊娠しやすい体質に導くのです。
まとめ
栄養満点!ギネス級の栄養を持つアボカドについて説明してきましたが、いかがでしたか?
・オレイン酸が悪玉コレステロール値を下げて、血液をサラサラにする…
・食物繊維が腸内環境を整え、血液を綺麗にしてサラサラにする
・血液がサラサラになることで全身に血液が行き渡り、冷え性が改善して生殖器のはたらきが活発化する…
・ビタミンEが強力な抗酸化作用で卵子の老化の原因のひとつである活性酸素を抑制するはたらきがある
アボカドは、美味しいだけでなく女性に嬉しい効果が満載のスーパー果物です!
普段あまり食卓に並べることが少ないという人は、ぜひサラダの上に角切りのアボカドを散りばめてみてください。
食感にアクセントができ、栄養価も一気にアップしますよ!
アボカドで温活&妊活生活、はじめてみましょう!