冷え性改善 入浴方法
妊娠しやすい体づくりのために!
医師がすすめる入浴法とは?
医学博士 おすすめの入浴法
いくら気温が高くても、いつもからだが冷えている…。
そう自覚している女性は、わたしだけではないはずです!
なかでも妊娠希望の女性にとって、冷えは大敵。
そのため、普段の生活のなかで冷えを改善していくために、行動していかなければなりませんよね。
そこで今回は、冷え対策研究の第一人者でもある医学博士の川嶋朗教授もオススメの「全身浴」についてご紹介します。
全身浴は、半身浴よりもからだ全体の血流を良くし、同時にリラックス効果でストレスを軽減します。
このことで、妊娠へ少しでも近づけるようにわたし自身が全身浴をおこなった結果も同時にお話していきます!
効果的な温度
温度は
40度未満を守ろう!
入浴は外側から熱を加える、有効な温活方法です。
特に川嶋先生がすすめるのは、寝る直前に30分間の入浴をすることです。
しかし、熱を加えるとはいっても、40度を超えるお湯の温度では逆効果になってしまうのです。
これには、自律神経のバランスが関係しています。
お湯の温度が40度以上になると、からだが興奮状態になる「交感神経」が優位になってしまいます。
これでは目が冴えて、良く眠れなくなってしまうのです。
お湯の温度を40度未満にすると、最初はぬるく感じてもだんだんと時間をかけて、からだの芯まで温まってきます。
同時に、心身ともにリラックス状態にもっていく自律神経の「副交換神経」を優位にします。
副交感神経は、昼前に受けた様々な心身のダメージを修復、リラックスする自律神経で主に夜はたらきます。
リラックス効果で筋肉の力が抜けて、血管も広がることで血液が全身に行き渡り、栄養や酸素をからだの隅々まで行き渡らせるのです!
このことで、からだ全体に熱が伝わりやすくなります。
そのために湯冷めをしにくく、冷えを感じずに眠りにつけるというわけなんですね。
妊娠しやすいからだづくりのためには、ストレス解消は欠かせません。
毎日の入浴によって、しっかり1日の疲れを癒してから眠りにつきましょう!
全身浴のメリット
医師がすすめるのは
全身浴!
温活のための入浴法というと、一番に思いつくのは腰くらいまでお湯にじっくり浸かる「半身浴」です。
でも正直、上半身が冷えてわたしはちょっとニガテなんですよね…。
実は、このように感じている女性は多く、川嶋先生も「半身浴よりも全身浴をした方がいい」とおっしゃっています。
半身浴はあくまで、心臓に負担がかかりにくいようにするための入浴法です。
全身浴の場合は、全身に水圧がかかるので心臓に血液が流れ込みやすくなります。
全身浴をした時にからだにかかる水圧は、なんと1250〜1300kg!
からだの表面に近い部分を流れているリンパ液も、この水圧によって心臓に一気に流れ込みます。
そして足の方を流れる血液も、この1トンを超える水圧によって心臓にどんどん戻っていきます。
そして心臓に大集合した血液やリンパ液は、次に水圧の力に逆らうかたちでからだの隅々に流れます。
このときの血液の流れにより、血管が広がりやすくなるんですね。
結果、全身の血行が良くなるというわけなんです!
お湯の温度もぬるめに設定することが大切なので、全身浴でものぼせるということはあまり無いのです。
また同時に、入浴剤を使って香りや色を楽しむというのも、リラックス効果が高くなります。
特に発泡炭酸入浴剤などは、血行を促進する効果もあるので、よりオススメだそうですよ!
わたしの体験談
実際に、
30分間全身浴を続けてみたら…
わたしが、この川嶋先生の全身浴による温活の話を聞いてから、およそ3ヶ月…。
あれから毎日寝る直前に、30分間の全身浴を38〜9度のお湯で実践してみました!
それまでわたしは、生理不順で基礎体温もガタガタだったのですが…。
なんと2ヶ月後からきちんと生理も来て、基礎体温も二層に分かれるようになりました。
そして寝込むほどひどかった生理痛が、軽くなったんです!
これは嬉しかったですね!
川嶋先生の言葉を信じて、毎日入浴による温活を始めて本当に良かったと思っています。
わたしもこれで妊娠に一歩近づいたかな、と思っています。
まとめ
まとめ
冷え対策のスペシャリストである医学博士の川嶋朗先生の話をもとに、温活の基本である入浴法についてお話ししてきましたが、いかがでしたか?
多くの女性が実践している半身浴よりも、全身浴のほうが良いというのは、目からウロコでしたね!
確かに、わたしも半身浴では上半身が温まった気がしませんでしたから。
そしてわたしも、毎日この全身浴を40度以下で30分間!を実践したら、見事生理不順が改善!
毎日続けられる基本的な温活で、こんなに効果を発揮してくれるとは感動しています。
妊娠を希望している女性は、まずからだ全体を温める「全身浴」を実践してみてくださいね!